【2023年】日本のApp Storeにおける人気検索キーワード

アプリ開発者やマーケティングを担当されている方でASO (アプリストア最適化) を意識されている方も多いはずです。自社アプリのキーワード対策について日々奮闘しているかと思います。

今回は日本のApp Storeの人気キーワードについて調査してみました。

自社アプリの関連するキーワードだけではなく、全体を見渡すことで今何がトレンドなのか、そこから自社アプリのコンテンツへ繋げたりなど、何かヒントが生まれるかもしれません。

※本記事は、株式会社アドバンによるゲストブログです。

2023年 App Store人気キーワード TOP100

※ 人気キーワードの定義

一年間のある時点での検索ボリュームスコアが最も高いキーワードが、人気のあるキーワードとして定義されます。ボリュームスコアは5から100の範囲で表され検索ボリュームが高ければ高いほど、そのキーワードの人気が高く、App Storeでの検索頻度が増加していることを示しています。

日本は季節に影響を受けやすい

日本のマーケティングが難しいと言われている一つの理由が「季節」です。

四季折々に食べ物、着るもの、生活環境が変化していきますよね。

それと同じようにアプリも需要が変わってきます。

春は新学期・新年度の始まりで新しいことを始めようとする人が増えるため、習い事のアプリの需要が増えたり、夏は学生達が夏休みに入り暇になりゲームする人が増えたり、冬はクリスマスや年末年始の行事でショッピングやフードデリバリーをする人が増えたりとトレンドは一定ではないことが特徴です。

人気キーワードのカテゴリはSNSとゲームに集中

年間を通して見るとLINEやTwitter、位置情報共有アプリなどのSNSが上位を占めています。また、ワンピースやポケモンなどの人気アニメのゲームも上位にランクインしています。こうして見ると、アプリストア内で調べものをするということよりも、予めダウンロードするアプリが決まっているような心理が見て分かります。

2023年新しく登場した人気キーワード

不動の人気キーワードもありますが、2023年新しく登場したキーワードは、

• 「chatgpt」
• 「threads」「x」
• 「ブルーロック」「原神」
• 「まいなぽいんとアプリ」

新しく登場したキーワードは、今ではほとんどの人が知っているキーワードだと思います。2023年は、大手企業から新しいSNSサービスが続々とリリースされました。chatgptやAIに関連するキーワードも2023年に入り急激に検索ボリュームが増えてきました。今後、複合キーワードとしても台頭してくると思いますので今から対策しておいても遅くはないと思います。

新しいキーワードはライバルも少なく検索ボリュームも多いことがあるので狙い目です。

キーワードを追加するだけではなく、アプリとの関連性も必要なのでコンテンツも充実させることが重要になります。

「まいなぽいんとアプリ」は、行政の効率化、国民の利便性を向上するためマイナンバー制度が始まりました。そしてマイナポイントの特典が2023年9月末を締め切りとしていたため、駆け込み需要でダウンロード数も増えています。

新しいキーワードに注目する

2020年～は新型コロナウイルス感染症対策でリモートで仕事をする機会が増え、ZOOMなどを使いオンライン会議を行う企業も増えてきました。それによって検索される機会も増えています。

このように、これからヒットするキーワードや一時的に需要のあるキーワードは年や時期によって変化します。今後の経済の動きによって検索の需要も大きく左右されるので、その動きに注目してアプリのコンテンツに取り入れてみるといいかもしれません。

AppTweakのようなASO対策ツールを活用しながら、いち早くアプリストア内でのトレンドキーワードや自社アプリに関連性が高いキーワードを見つけて対策し、競合他社と差をつけましょう！

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