【ASO初心者向け】アプリのダウンロード数を伸ばすのに効果的なキーワードの選び方

Rina Yoshida by
Marketing Associate at AppTweak

Last updated: 2 min read

「ASOを始めてみたものの、キーワードの選び方がいまいちわからない…」今回の記事は、このようなお悩みをお持ちの方にピッタリな内容です!

ASO(アプリストア最適化)対策のうち、アプリ名やサブタイトル、説明文やキーワードフィールド(iOS)に含むキーワードの調査、分析、選定を行うプロセスをキーワード最適化といいます。

本記事では、アプリのダウンロード数を伸ばすのに効果的なキーワードの選び方を4つのステップで解説するとともに、キーワード最適化をより効率的に行うためのAppTweak活用術をお教えします!


【Step 1】キーワード調査を行う

キーワードを選ぶにあたって事前調査を行うことは一見当たり前のように思えるかもしれません。しかし、このリサーチが今後のパフォーマンスを左右するので徹底的に行うようにしましょう。はじめにキーワード候補を150〜200個ほど出すことで、ポテンシャルの高いキーワードを見逃すことなく選別できます。

とはいえ、いきなり200個もキーワードをリストアップすることは簡単ではありません。アプリに関連するキーワードをある程度絞り出したら、競合が使用しているものやレビューで頻繁に書き込まれているものをヒントに探してみましょう。

AppTweak Tool Keyword TableAppTweakのキーワード提案ツールを活用すれば、頭を悩ますことなく200個ほどものキーワード候補を挙げることができます!

【Step 2】キーワードに優先順位をつける

キーワード候補を200個ほど集めたら、次はそれを絞り込む作業です。アプリページへのトラフィックを促しダウンロード数を向上させるキーワードを見極めるには、以下の指標を参考にすると良いでしょう。

関連性

キーワードを選ぶ際は、まずアプリとの関連性が高いことが重要です。「どんなアプリなのか」を説明するキーワードや、そのアプリを求めるユーザーがストアで検索をかけそうなキーワードであれば関連性が高いと言えるでしょう。AppTweakのキーワードツールでは「関連性スコア」という指標があり、アプリストアのアルゴリズムに基づいたキーワードとアプリの関連度を1から10の数値で確認できます。アプリストアでは、ユーザーの検索クエリに最も関連性が高いアプリが表示されるため、メタデータに関連性の高いキーワードを含むことがコンバージョン率やランキングの向上に繋がります。

検索ボリューム

いくら関連性の高いキーワードをメタデータに含んでも、それらが検索されなければランキングは上がりません。ASO対策の根本的な目的は、アプリの可視性を高めることなので、実際にストアで検索されることが多いキーワードを優先させましょう。AppTweakキーワードツールの「ボリューム」という項目を確認すれば、各キーワードの検索人気度が一目でわかります。

ランクイン難易度とチャンススコア

「ランクイン難易度」もキーワードを選ぶにあたって欠かせないKPIの一つです。検索ボリュームが高いキーワードは、当然競争率も高く、競争率が高ければ高いほどランクインできるチャンスは低くなります。そのため、検索ボリュームがそこそこ高く、ランクイン難易度がさほど高くないキーワードを狙うことがカギとなります。検索ボリュームが高いキーワードで100位に入るよりも、検索ボリュームが比較的低いキーワードで1位に入る方が可視性を高めるには断然効果的です!

最適なキーワードを選定するためのAppTweak活用術

AppTweakのキーワードツールのうち、特に活用していただきたい機能は「キーワード表」と「メタデータの最適化」の2つです。キーワード表については、すでにご存知の方が多いかと思いますが、上記に挙げたKPIを確認したり、インストール数やランキングを競合と比較したりすることができます。

そして、さらにキーワード選定プロセスを楽にするべく今年新たにリリースしたのが「メタデータの最適化」機能です。この機能は、少なくとも30キーワード、2つの競合アプリを追加した後使うことがおすすめであり、メタデータの下書き作成やシミュレーション、追加した全キーワードを考慮した推定月間インストール数の確認などができます。

AppTweak Keyword Tool Optimize MetadataAppTweakの「メタデータの最適化」機能

「最適化」ページの右側には、使用中のキーワードリストが表示されます。右上の「表示」ボタンをクリックすると、画面に表示するKPI(ボリューム、ランク、関連性など)を必要に応じてカスタマイズすることが可能です。

AppTweak独自の指標「推奨度」

キーワード表に新しく追加したKPI「推奨度」は、キーワードを使用するに当たってのおすすめ度を4本のアンテナで表し(1=低い、4=高い)、KEI(キーワード有効性指数)やランキング、自社・競合アプリのダウンロード数に基づいています。「推奨度」は以下3つの点を念頭に置いた上で参考にしましょう。

  • 自社ブランドに関連したキーワードは必然的にスコアが高くなる
  • 反対に競合のブランド名が含まれるキーワードは必然的にスコアが低くなる
  • 検索ボリュームが8以下のキーワードは考慮されない

【Step 3】 狙いたいキーワードをメタデータに追加する

キーワードリストを関連性が高く競争率が低いものに絞り込んだら、いよいよそれらをメタデータに追加する作業に入ります。キーワードはどこに追加しても良いという訳ではなく、場所(アプリ名、サブタイトル、簡単な説明文、キーワードフィールド、詳細な説明文)によって重みが異なります。そのため、キーワードの設定位置を意識することは非常に重要です。

Google Play App Store Metadata Impact on Traffic and Conversionトラフィックおよびコンバージョンにおけるキーワード設定位置の影響

アプリ名に含むキーワードは、App Store・Google Playどちらのランキングアルゴリズムにおいても一番重視されているため、トラフィックやコンバージョンへの影響が最も高くなります。そのため、可視性を高めるには、アプリ名に優先度が高いキーワードを入れることが良いでしょう。詳細な説明文に含むキーワードは、App Storeでは考慮されないものの、Google Playにおいては重要な要素の一つです。Androidアプリの詳細な説明文では、最初の数行に主要なキーワードを入れることが可視性を最大限に高めるためのポイントです。

メタデータを作成する際は、トラフィックとコンバージョン両方のバランスを保つことを意識しましょう。アプリ名は、ランキングアルゴリズムへの影響が最も高いと同時に、アプリページ上で最も目を引く箇所です。つまり、コンバージョンにも大きな影響を及ぼします。そのため「どんなアプリなのか」がパッと見て伝わるようなキーワードであるかを確認することも重要です。

上の図からわかる通り、iOSのキーワードフィールドに入れるワードは、直接ユーザーから見えるものではないためコンバージョンへの影響はありません。そのため、ここではトラフィックを上げることだけを考えてキーワードを選ぶことができます。

アプリに合ったキーワードを選ぶためのAppTweak活用術

「メタデータの最適化」ページの左側にあるツールでは、より実践的にメタデータを調整することができます。このスペースを活用して、iOSアプリの場合はアプリ名、サブタイトルやキーワードフィールド、Androidアプリの場合はアプリ名、簡単な説明文や詳細な説明文の下書きをいくつか作成してみましょう。

AppTweak Keyword Tool Metadata Worksheetメタデータワークシート

メタデータの下書きを作成する際は、以下の項目を参考にすると良いでしょう。

  • 文字数カウント: 一つでも多くのキーワードを狙うには、文字数をなるべく使い切ることがおすすめです。文字制限を超えると、警告が表示されます。
  • Total Market Installs (TMI): この数値は、入力した全てのキーワードを考慮した上での推定インストール数を表します。検索ボリュームが高いキーワードの組み合わせを追加するとTMIは高くなりますが、全部のキーワードがランクインするとは限らないのであくまでも参考程度にしましょう。
  • 追跡していなかったキーワードを追加する: 下書きに追加したキーワードのうち、まだリストには追加されていないものが自動的に表示されます。クリックすると右側のリストに追加され、そのキーワードのKPIが見れるようになります。
  • 比較テーブル: 現在のメタデータと下書きで作成したものが簡単に比較できます。

ストアの規定は、覚えることが難しい上に、予期せず変更されることがあります。万が一のためにAppTweakツールでは、作成したメタデータ上に不正があったり、ASOのベストプラクティスに沿っていない箇所が見つかると警告が表示されるので、ご安心ください!

AppTweak Keyword Tool Metadata Worksheet Warningメタデータワークシートの警告例

【Step 4】 キーワード最適化の効果を分析する

キーワード最適化は、一度きりの施策ではありません。メタデータを更新しては効果を見て改善するといったプロセスを継続的に行う必要があります。ASO戦略をもとにメタデータを更新したら、さっそく効果測定を行いましょう。新しく追加したキーワードがストアのアルゴリズムに検知されてからランキングに反映され、定着するまで少し時間がかかるため、更新してから最低3〜4週間は手を加えず放っておくことがおすすめです。

ただし、App StoreとGoogle Playではランキングアルゴリズムが異なるので、結果の出方にも差があることは覚えておきましょう。

  • App Storeでは、更新された瞬間からアルゴリズムに反映されるため、アプリがたった数秒でランク圏外からランクインする可能性もあります。しかし、更新してから1週間は、試用期間でありランキングが定着していないため、数週間は様子を見る必要があります。
  • Google Playでは、変更点がアルゴリズムに検知されるまで時間がかかるため、すぐには反映されません。

AppTweakでキーワードのパフォーマンスを分析しよう!

最後にキーワードのランキングを分析するのに役立つAppTweakの機能をいくつかご紹介したいと思います。

  • 「検索知名度履歴」では総合的なパフォーマンスの推移を確認したりランキング履歴をアプリごとに見ることができます。
  • 「キーワード影響力」ではフィルターをかけたり期間を指定して競合と自社アプリのダウンロード数を比較することができます。
  • 「ブランド vs 非ブランド」ではブランド・非ブランドキーワードそれぞれによるインストール数を分析することができます
  • そしてもちろん「メタデータの最適化」機能も!

「メタデータの最適化」機能では、メタデータで使用中のキーワードのデータが自動的に追跡されます(ただしiOSのキーワードフィールド内のものについては、手動で追加する必要があります)。すでにキーワードリストにあるものがメタデータのどこかに含まれている場合、印として色付きのドットが表示されます。リストの上にあるフィルターを使えば、すでに使用中のキーワードのみを表示することが可能です。下書きで追加したキーワードについても同じことができるので、リストをそれらに絞れば、より簡単に使用中・検討中のキーワードを比較することができます。


効果的なASO対策を実践するにあたってキーワードのパフォーマンスを把握し、それをもとに最適化することは欠かせません!今回紹介したAppTweakの「メタデータの最適化」機能を活用することで、iOSの場合アプリ名、サブタイトルやキーワードフィールド、Androidの場合アプリ名、簡単な説明文や詳細な説明文の下書き作成がより楽になるでしょう。そしてメタデータを作成する際は、ツールに表示されるアドバイスや警告に注意を払いながらストアのガイドラインに従うことも忘れずに!

それではさっそく、キーワードのパフォーマンスを改善していきましょう!

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Rina Yoshida
by , Marketing Associate at AppTweak
Rinaは、AppTweak Japanのマーケティング担当として、日本市場におけるASOの認知度向上に取り組んでいます。趣味は、グルメ探索、ランニング、愛犬と遊ぶこと。